多重債務者の声を聞くのは重要

多重債務者は借金返済のことで頭が一杯。 しつこい、客と思わないうるさい督促。人の噂
や目。 多重債務になった人にしかわからないつらい経験を生かして、 ある男性が自分と同

じ多重債務で苦しむ人々を助ける相談員として 活動していました。 その活動を評価され功労
者表象を受けたそうです。 多重債務になった理由はそれぞれですが、借金を作り返済に屈し

た日々 をは毎日が負い目です。 逆にそういう負い目を感じない人は、さらに深みにはまるでし
ょう。 多重債務になって苦しんでいるのは自分だけではない、そういう多重債務者 を支援する

会というものがあるそうです。先ほどの男性が活動する埼玉県の夜明けの会。以下はニュース
からの抜粋です。

 かつて消費者金融九社と二十七のヤミ金融業者から計約三百五十万円の借金をしていた男性
が、内閣府特命担当大臣から消費者支援功労者表彰を受けた。埼玉県桶川市で多重債務者の

救済に取り組む「夜明けの会」会長の山崎敏男さん（５５）＝同県越谷市。山崎さんも同会に助け
を求めて駆け込んだ一人だったが、そのまま会の相談員となり、多くの多重債務者の救済に取
り組んだ活動が評価された。

 ニュース：東京新聞：http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007052802019739.html
 
夜明けの会　埼玉県桶川市の朝日総合法務事務所内に事務局があり、会員はヤミ金融などの
被害者約２００人。 このような多重債務者に手を差し伸べてくれる会があなたの地元にも あるか

もしれません。 多重債務になって重要なことは気持が軽くなること。 それは同じ経験をした人から
の声かもしれません。 ２０人が相談員を務め、司法書士３人が世話人を務めてくれているそうです

。 連絡は＝電０４８（７７４）２８６２ 場所は埼玉ですが、地元の会を紹介してくれるようなネットワーク
があるかも しれません。 とにかく一人で悩まずにまず声を聞きましょう。